19 牛乳寒天
夏のおやつってツルンプルンしているものが多い気がします。水ようかんにあんみつ、水まんじゅう。どれもおいしいですが、湯田牛乳公社の「牛乳寒天」はちょいと別格。プルプルの食感に濃厚なミルクの味と香りが相まって、「あ~幸せ」などとつぶやきたくなるおいしさです。
そもそもは10年前、わずか50個の手づくりから始まったという牛乳寒天 。自社の牛乳と生クリームをたっぷりと使い、寒天選びも吟味。「目標は噛むと口の中に牛乳がジュワッとあふれだす固さ」と、開発担当の高橋法子さん。口溶けの裏には、そんな工夫があったのですね。
食べる時はナイフで切れ目を入れ、好きな数だけお皿に。大きな容器も「お母さんが取り分けるおやつのイメージだから変えません」と溝渕郁夫専務はきっぱり。そのままでもいいですが、専務オススメはきなこ&黒蜜がけ。いやぁ絶品です。
■株式会社湯田牛乳公社 西和賀町小繋沢55‐138 電話0197(82)2005 ※食のほそみち 第19回 マ・シェリ1011号(2016年06月24日)掲載
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