56 沢口製パンのコッペパン
いつも食べ残していた給食パン。大きいばかりであまり味の記憶がないのですが、どうも釜石市や大槌町の給食パンはおいしいらしい…。作っているのは鵜住居にある「沢口製パン」。なんと昭和40年代の学校給食開始時からで、釜石市民・大槌町民なら老いも若きもここのコッペパンを食べて大きくなったと言っても差し支えなさそうです。
東日本大震災を機に再建した現工場にはカフェスペースがあり、店内に並ぶパン類は早いと午前中には売り切れる人気ぶり。学校用より甘くてフワフワな食感のコッペパンにソーセージを挟んだホットドックもおいしいのですが、注文が入るたびに焼くパンケーキは沖縄のパンケーキ有名店ゆずりのレシピで、モッチモチの食感にバターとハチミツが幸せに絡みます。
間もなく開幕するラグビーW杯2019。沢口製パンでは、9月25日(水)と10月13日(日)は釜石鵜住居復興スタジアムに出店、人気のホットドックを販売するそう。チケットを手にしたラッキーな方、会場で食べてみてね!
■沢口製パン パンカフェ 釜石市鵜住居町8‐36‐1 M棟 電話0193(28)2132 ※食のほそみち 第56回 マ・シェリ1127号(2019年09月13日)掲載
0コメント